市議会では大切にする考え方を共有する議員が集まり「会派」という団体を作っていて、とだ彩光会もそのひとつ。「まちづくりは人づくりから」「人を大切にする政治」という想い・愛する気持ちを、とだ彩光会は大切にしています。
その想いから、(1)命を守る「防災」「災害対応」「児童虐待防止」「こども食堂」、(2)人づくりを進める「学校教育」「生涯学習・市民大学」「図書館」「地域活動」、(3)心を育てる「花と緑の環境」「公園整備」「暮らしやすい住環境」に特に力をいれ、市議会で提言や要望を重ね、市政を動かしてきました。
実績
以下は、これまで実現した主な提言の一部です。
議会での活動
年4回の戸田市議会定例会
- 自治体が動くには「法的根拠」が必要。それをつくるのが議会。
- 自治体のお金の使われ方、事業のつくられ方を厳しくチェックするのも議会。
私たちの国は法治国家ですので、自治体が何かを行う場合、全て法的根拠に基づくことを必要とします。その法的根拠としては、国の法律や県の条例、市の条例等があります。戸田市議会では、有権者である市民から選ばれた議員が参加する議会において、市条例の改正や制定を行うほか、議案の議決を行い、それが自治体が動く法的根拠になっています。
3・6・9・12月の年4回開催される戸田市議会定例会では、条例改正や制定、予算案や決算審査などの議案が提出され、その内容に応じて4つの常任委員会で詳細に審査された後に、全議員が参加する本会議での議決を受けます。ここで決まったことが、市民総意の決議とみなされ、市が行う事業等の法的根拠となります。
また、定例会においては、議案審査のほかに、議員が自由にテーマを設定して、戸田市(執行部)に考えを問い提言を行う「一般質問」を行うことができます。ここでのやりとりは「公式文書」として議事録として残り、それも市が何かを行う時の法的根拠になります。
私はこれまで4年間計12回の定例会の全てにおいて一般質問を行いました。それらについては、戸田市議会ホームページの録画映像でご覧いただけます。
特に、自治体のお金の使われ方や事業のつくられ方についてチェックし、時には市長や市に対して厳しく指摘を行うことも、私が市民の方々から課せられた議員の使命のひとつと思い、常任委員会での審査の場だけでなく、一般質問でも採り上げてきました。
3月定例会
件名1.「おしゃれなまち・戸田市」について
件名2.戸田市シティセールス戦略について
件名3.公共空間におけるアート作品の展示について
6月定例会
件名1.議会の調査権について
件名2.戸田市政策研究所について
件名3.戸田市第5次総合振興計画策定について
9月定例会
件名1.戸田市の防災について
件名2.戸田市スポーツセンターの現状について
12月定例会
件名1.戸田市スポーツセンター指定管理者に関する基本協定書、年度協定書、事業報告書、モニタリング及び実績評価の結果通知、平成29年度モニタリング結果等について
件名2.議会における市長答弁について
件名3.「教育」分野に関する市長の政治姿勢について
3月定例会
※3月定例会での一般質問は新型コロナ拡大期のために中止となりました。以下は通告していた内容です。
件名1.令和元年度戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会について (中止)
件名2.戸田市の地域特性を踏まえた情報発信について(中止)
件名3.戸田市に暮らす外国人住民及び戸田市を訪れる外国人への情報提供について(中止)
件名4.市長公約にある「地域担当職員制度」のについて(中止)
6月定例会
件名1.withコロナ時代における「災害への備えと対応」について
件名2.新型コロナウイルス対応緊急支援について
件名3.特別定額給付金について
件名4.withコロナ時代における「未来への投資」について
9月定例会
件名1.新型コロナウイルスの感染防止等に向けた市の働きかけや支援などについて
件名2.市民に対する情報提供について
12月定例会
件名1.戸田市における新型コロナウイルス感染の現況と懸念される事態への対応について
件名2.炬火台モニュメントについて
定例会以外の議員の職務
一年365日のすべてが議員としての活動期間
市議会定例会は年4回ですが、休会中も所属する「常任委員会」「特別委員会」の活動は続いています。また、定例会や委員会以外にも、市民の方々からの相談対応、市民と市のつなぎ役、市や市議会のことや市民の方々にとって必要だと思われる情報の発信、市内にある問題点の発見と解決など、市議会議員としての職務は多々あります。この職務についた以上、「公僕」であることを意識し、一年365日すべてが議員としての活動期間だと考えています。
常任委員会
現在戸田市議会には4つの常任委員会があり、それぞれに担当する分野があります。現在、私は「市民生活常任委員会」に所属しています。
特別委員会
ある特定の目的のために設置される委員会が特別委員会です。現在、私は「まちづくり・交通対策特別委員会」に所属しています。埼京線に関すること、市内バス路線に関すること、コミュニティバスなど高齢者の足にもなる公共交通機関に関すること、埼京線や新幹線高架に添って広がる「環境空間」と言われる緑地帯の活用などについて、調査・研究を行っています。
市民の方からの相談対応
身近な心配事や困り事、行政や議会に望むことなど、いろいろな相談をお受けしています。相談いただいた内容については、個人情報を守りながら、ご本人の代わりに市の担当部署にお話したり、場合によっては自分の一般質問のテーマに組み入れて、状況が変わるよう市に対して議会の場で提言しています。
市民と市とのつなぎ役
市民からいただく相談事のなかで、市の担当部署とおつなぎすることが解決に向けて役立つと思われる場合は、どの部署が良いか検討した上でおつなぎしています。
市内ある問題点の発見と解決
道路の表示が薄れている、公園のベンチが破損している、街路樹が伸びて電線に被さっているなど、市内にある公共物に関する問題点を市民の方々が発見くださり、連絡をいただくことも少なくありません。中には大変危ないものもあり、現場を確認するとともに、直ぐに戸田市の担当部署に対処をお願いいたしました。市の職員さんや市議会議員が市内の全てを見回ることは難しく、発見くださった市民の方々からの連絡は大変助かっております。感謝いたします。